「副業でNPOは本業のメリットになるか」から考える、「副業は本業のためにするな」というお話。

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「副業でNPOは本業のメリットになるか」から考える、「副業は本業のためにするな」というお話。

こんにちは、外資系セールスから転職→現在はベンチャー企業にて起業家を支援している冨田到(@ItaruTomita9779)です。

「副業でNPO」は本業でのメリットになるか」という記事で、NPOで副業をするメリットについて、書いてあります。

読んでない方のために、「副業でNPO」は本業でのメリットになるか」の記事の結論をまとめると、以下の通りです。

  • NPOでの副業は本業でのスキルに役立つ。
  • NPOでの兼業を半義務化することも検討してはいいのでは。
  • 新たなビジネスを見つける機会になっている。

本業のメリットになるかもしれないからnpoで副業をしてみては、という価値観のある方が書いた記事なのかと思います。

書いた方は、株式会社セレブレイン社長の高城 幸司(たかぎ こうじ)さんです。

1964年10月21日、東京都生まれ。1986年同志社大学文学部卒業後、リクルートに入社。6期トップセールスに輝き、社内で創業以来歴史に残る「伝説のトップセールスマン」と呼ばれる。また、当時の活躍を書いたビジネス書は10万部を超えるベストセラーとなった。1996年には日本初の独立/起業の情報誌『アントレ』を立ち上げ、事業部長、編集長を経験。その後、株式会社セレブレイン社長に就任。その他、講演活動やラジオパーソナリティとして多くのタレント・経営者との接点を広げている。著書に『トップ営業のフレームワーク 売るための行動パターンと仕組み化・習慣化』(東洋経済新報社刊)など。

今回は、NPOやNGOで副業する意味について、「副業でNPO」は本業でのメリットになるか」の記事を参考にしながら、私のプロボノの体験を交えながら考えていきたいと思います。

今回の記事は、こんな方に参考になるかと思います。

  • NPOやNGOで副業してみたい
  • 副業するメリットは何か知りたい

私の結論としては、こちらの記事について、筆者とは反対の観点(一部同意できる部分もありますが)から、以下のように思っています。

  • 本業のためになるから、という理由でいやいや副業するな。
  • 副業をすべきかの判断は、自分の価値を高める投資になるかどうか。
  • 自発的な副業を結びつけるNPOと企業双方の橋渡しをするサービスが必要。

今回の記事では、こちらの結論について細かく見ていきたいと思います。

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NPOでの副業を、本業のためにすると失敗する

「副業でNPO」は本業でのメリットになるか」という記事では、副業を本業のためにすることは、本業のためのスキルに繋がるという意見が書いてありました。

しかし、実際に副業をする際に、「本業のために副業をしてみよう」などと考えると、確実に失敗します。

まずもって、本業のためになにかをするのであれば、本業にもっと力を入れるべきなのは間違いないでしょう。

副業で仕事をする際に、NPOのために調査するにしても、何かを作るにしても、営業をするにしても、「本業のためになるか?」と考えてしまってはいけません。

モチベーションも長続きしませんし、仕事を選んでしまい、副業先のNPOにも迷惑をかけます。

NPOでの副業は、自分の価値を高めるためにすべし。

「副業でNPO」は本業でのメリットになるか」では、NPOでの副業が本業のスキルを高めるので、会社側から、その副業を半強制化してもよいのでは、というお話もありました。

これはその会社の社長などからしたら、社員に幅広い経験をもたせる意味で、良いかもしれません。

しかし、「やらされる」本人にとってはたまらないですよね。

なので、もしNPOで副業をすることが何かメリットが得られるのでは、ということで、副業を考えている方は、ぜひとも、自分の仕事のキャリアや社会貢献の実感を得るという意味で、自分の価値を高めるためにやってみてください。

実際に、私はNPOで副業=プロボノをしていますが、下記のような理由で参加されている方ほど、モチベーションが高く活躍しています。

  • 社外での自分の実力を試したい。
  • ソーシャルなキャリアに触れてみたい。
  • 自分の専門性・スキルで社会に貢献・挑戦したい。

副業は、当然あなたの人生の時間を割いてすることになります。

なので、本業のためではなくて自分自身の人生をより豊かにするために、するべきなのです(でなければ続きませんからね。)。

本業を通して、より多くのお金を稼ぎたいのであれば、本業に気合を入れれば良いのです。

NPOとビジネスマンに副業の機会を与えてくれる、プロボノという選択肢

他方で、NPOでの副業を「やらされる」以外の方法で、探すのであれば、自分のスキルがどんなNPOに役立つのかを調べなければいけません。

そうなってくるとなかなかにハードルが高いですよね。

そんな人におすすめなのが、ビジネスマンとNPOをマッチングさせるサービスです。

「プロボノ」という社会人ボランティアをNPOのニーズに応じてマッチングしてくれるものに、下記のような団体があります。

サービスグラント (http://www.servicegrant.or.jp/)

サービスグラントは、東京・大阪で活動しているプロボノを主催しているNPOです。

困っているNPOからサービスグラントが依頼を受けて、その依頼を達成するためにプロボノワーカー(プロボノの志願者)を集め、プロジェクトを遂行します。

(NPOの周辺情報調査からWebサイト作成まで、プラン立案から実行まで様々な依頼がある。)

私が一番最初に参加したプロボノはこちらのサービスグラントです。

初心者でも丁寧に対応してくれる団体ですので、興味が有る方は説明会に参加してみてください。

サービスグラントでのプロボノ体験談

私が社会人1年目からずっとかかわらせて頂いてるプロボノのマッチングサービス・プラットフォームです。

社会人1年目と2年目の際の、プロボノの体験談を書いておりますので、もしこれからプロボノを始める方がいましたら、参考にしてみてください。

二枚目の名刺 (http://nimaime.com/)

二枚目の名刺もサービスグラントと同様に、社会課題を解決するためのプロボノ活動を支援してくれるNPOです。

私自身もまだ参加したことはありませんが、非常に興味を持っております。参加された方がいらっしゃいましたら、コメントで参考程度に感想をいただけますと嬉しいです!

Very50 (http://very50.com/)

Very50は、大学生や社会人が集まって「MoG」という社会課題がある海外に直接赴いて、課題を解決するために実行する活動を支援しているNPOです。

上記の二つよりもよりビジネス的かつ実践的な内容となっており、非常に挑戦的な活動ではありますが、プランを立てておしまいではない、手触り感の有る活動ができると思います。

私も参加したことがありますが、依頼元のNPOの課題をみんなで考えて、実際に現地でその考えたプランを実行・修正・試行錯誤する体験はMoG独特な体験で、是非ともおすすめです。

手触り感、刺激度で行ったら、一番高いですね。

こちらについては、下記の記事にて紹介しておりますので、参考にしてみてください。

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