「人を動かす」、外資系で学んだ、絶対売れる営業プレゼンノウハウ
こんにちは、外資系セールスから転職→現在はベンチャー企業にて起業家を支援している冨田到(@ItaruTomita9779)です。
突然ですが、あなたは、プレゼンテーションが得意ですか?不得意でしょうか?
また、あなたのプレゼンを聞く人は身を乗り出して聞いていますか?、それとも下を向いてつまらなささそうでしょうか?
そして、そもそも「プレゼン」の定義を考えたことはありますか?
つまり自分はどんな時に「プレゼン」をしていると自覚し、「プレゼン」で気をつけるポイントを意識していますか?
私は外資系メーカーの営業職ですが、国家資格を持つプロの方にプレゼンをする機会が非常に多く、プレゼンについてはかなり場数を踏んでいます。
今回は、私が外資系メーカーで学んだ上手な「プレゼン」のノウハウとそれの応用方法を皆さんにお伝えします。
皆さんのプレゼンライフをより良いものにしたいと思っています。
売れる営業マンになるための、営業の基本から応用スキルまで学習したい方向けのロードマップを公開しました。
当記事では、多くの人が経験する営業という仕事のスキルや姿勢について、基礎から応用までまとめました。
- 営業ロードマップ入門編:営業とは何か?
- 営業ロードマップ初級編:営業の売れない時期を乗り越える。
- 営業ロードマップ中級編:顧客を成功に導く。
- 営業のロードマップ上級編:顧客をコントロールする。
私が外資系のメーカーで学んだ営業を、限りなく網羅的にまとめました。
一流の営業マンを目指す方はもちろん、これから営業職に転職する・就職する人や、若手の新卒営業マンの人は是非ご覧ください。
そもそも、プレゼンとはなにか?
「何をいまさら、パワーポイントを使ってレーザーポインターを使うのがプレゼンなんだよ」って、あなたは言うかもしれません。
ええ、それもプレゼンです。
しかし、もっと言うとプレゼンとは、相手に動いてもらうことを目的とした行動のことを指します。
つまり、告白も、求婚も、お使いのお願いも、販売の提案も、ゼミでの発表も、就活の面接も、すべてがプレゼンです。
相手に動いてもらうことを目的とした行動を、あなたがする際には、あなたはプレゼンを行っているんですよ。
これを意識すると、全然違います。
「付き合ってください」
あなたが、「自分の思いを伝えたい」、その一心でただ思いを伝えても、フラれる可能性が高いです。
「いや、俺は超絶なイケメンだから、それでうまく行っているよ」って方以外はね。
あなたが、「私はこんな優秀な人間です」って面接で伝えたとして、受かる可能性は低いです。
じゃあ何を意識すれば良いんでしょうか?
私が実際に優秀な外資の先輩方から学んだ、明日から使えるテクニック、上手なプレゼンのノウハウ3か条をお伝えします。
外資系営業の「人を動かす」プレゼンの3つのノウハウ
私は外資系に勤めており、企業や協力会社や社内相手に多くのプレゼンを経験し、また先輩方のプレゼンを聞いています。
弊社で学んだプレゼンの上手い人ってこういう特徴があるよなぁ
1.意味のない文字、画像は一切入れない
2.伝えたいことを一枚一枚明確にし、ストーリー立てて伝える
3.伝えたいことが、どう伝わるか、理解している
特に3番を意識できている人は少なく、優秀な人ほど意識し、実践できているな
— Itaru@外資系ボランティア (@ItaruTomita9779) 2018年8月26日
このツイートでのプレゼンは、パワーポイントを使ったプレゼンを意識しています。
ただ、これはプレゼンという行為に全てに共通して大事なことなのです。
①.意味のない文字、画像は一切入れない
②.伝えたいことを一枚一枚明確にし、ストーリー立てて伝える
③.伝えたいことが、どう伝わるか、理解している
外資系営業のプレゼンノウハウ①:意味のない文字、画像は一切入れない
例えば、パワポのプレゼンを組み立てる際、上司によく言われることがありました。
上司「このスライドのここ、なんで入れているの?」
私「なんとなく、関連する情報なので、入れました。」
上司「いやいや、これで伝えたいことがないなら、入れなくて良くない?」
これは全くそのとおりです。
聞かされる側になってみてください。
「こいつのプレゼンは、色々な情報も載っているけど、何が結局言いたいんだ?」
そんなことになってしまうのです。
気をつけてください。
あなたが盛り込む、文字・言葉・画像、一つ一つに意味がありますか?
ないのであれば、消してしまってください。それは自己満足です。
これは、告白でも一緒です。
あなたが告白する言葉、告白する場所、告白に使うプレゼント、告白する時間、全てに意味を付けてください。
優れたプレゼンには、伝えたいことに関連して、すべてのものに意味付けがなされ、一貫した哲学が隠れているのです。
外資系営業のプレゼンノウハウ②伝えたいことを一枚一枚明確にし、ストーリー立てて伝える
こちらもパワポのプレゼンを意識した発言ですね。
「プレゼンで伝えたいことを一挙手一投足に込めろ」
①に近いですが、意味ないものを入れないのの反対に、全てに意味を付けてストーリーを作ることが大事なのです。
10分の時間があります。あなたはどう時間を使って、相手にプレゼンしますか?
1つのパワポファイルは映画のように一つの作品なのです。
その作品を作るあなたは監督です。監督は映画を通して伝えたいのです。自分の思いを。
そう考え、1シーン1シーンを大切に使うのです。
(つまらない映画はこの哲学がありませんから、つまらないのです。)
あなたも、1枚1枚を大切に、パワポを作り上げてください。
これを面接で例えてみましょうか。
面接でよくある流れは、「自己紹介、あなたの強み、あなたの活動のエピソード、最後に質問」とかでしょうか。
就活で飽きるほどやりました、就活生は参考にしてください。
あなたは、その面接で、企業に受かりたいのですよね?
受かりたいのであれば、「自己紹介」を1つとっても無駄にしてはなりません。
あなたは面接で「リーダーシップに優れる人間」であると、伝えたいのでしょう?
そうであれば、「自己紹介」は「リーダーシップあふれる自己紹介」にしてください。
「最後の質問」も、無意味なことは聞かずに、「リーダーシップに関することを聞いて」みてください。
一貫して、あなたのリーダーシップを伝えるのです。
そうすれば合格間違いなしです。
そう、あなたは本当にリーダーシップに優れる人間なのですから。
外資系営業のプレゼンノウハウ③:伝えたいことが、どう伝わるか、理解している
これが一番重要です。
プレゼンは、伝えたいことを明確にできて、やっと半人前です。
(ただ、これすら出来ていない人間は、いい年している人でも多いのですが。)
プレゼンをされる人は、どんな価値観を持っていますか?
ここのツボを押さえれば、素晴らしいプレゼンが出来ます。
甘いものが嫌いな人に、どんなに一流のパティシエが作ったスイーツを提供しても無駄なのと同じです。
どんなに優れたものでも、その人が納得しないなら、無価値なのです。
ただ、ここで、勘違いしてほしくないのは、価値観が合わないなら、諦めろ、と言っているわけではないのです。
例えば、あなたがリーダーシップに優れる人間だと思います。
他方で、面接をする企業は、リーダーシップに優れる人間はほしい。
しかし、他の候補者と似たような「リーダーシップに優れる人間」を即断で採用したいとは感じていないのです。
あなたが、どんなにリーダーシップに優れていると、伝えたいことを明確にしても、一切響かないのです。
しかし、伝え方を工夫するのです。
あなたのプレゼンで相手がどう思うか、先回りするのです。
もしくは相手の価値観を念頭に置いてプレゼンをしてください。
「御社は、やってみなはれという理念を大事にしています。」
「最近では、御社はこんな新しい事業にも積極的に繰り出しています。私も似たようなリーダーシップを発揮したこのようなサークル経験があります。」
「私の人生経験のやってみなはれ、御社の理念であるやってみなはれ、に見事にマッチしています。」
「だから、私を採用してみませんか。」
このようにお伝えしてみてください。
相手の価値観やどう思うか、を先回りしてプレゼンを行うのです。
私がこれを言ったら、相手はどう思うか?
また、私がこれを伝えたら、相手はどう動いてくれるだろうか?
伝えたいことプラスアルファで、どう伝わるか?まで先読みできて、一流なのです。
私の会社の先輩は、他社にプレゼンする際には、必ず相手がどう思うかまで考えています。
相手の思いを確認しながら、プレゼンを進めます。そうすると相手も納得感が違います。
これによって、上手にビジネスを進めているのです。
外資系プレゼンのお手本:スティーブ・ジョブズのiPhone発表
①.意味のない文字、画像は一切入れない
②.伝えたいことを一枚一枚明確にし、ストーリー立てて伝える
③.伝えたいことが、どう伝わるか、理解している
ジョブズのプレゼンを見ながら上記のポイントを復習してみてください。
①シンプルなスライドです。文字や複雑な文章は入れていません。
②歴史から入り、これから発表するiPhoneがどれだけ革新的か伝えようとしています。
③聴衆が期待していること、価値観=革新性のツボを一貫して突いているプレゼンなのです。
皆さんも、日常的な相手を動かす場面=プレゼンの際には、この3か条を意識してください。
きっと役に立つはずです。あなたが未来のジョブズになるのです。
営業のプレゼンをスマートに魅せるためのアイテム
パワポを使う際に、どのようにページをめくり、注目を集めますか?
パワポを使ったプレゼンをスマートにこなすアイテムがあります。
キヤノン 関数電卓 レーザーポインター 2倍明るいレッドレーザー PR-500-RC
スマートなプレゼンを行うと、それだけでできるオーラが出ます。
オーラが出るだけで、人は「なんか聴く意味ありそう」と思ってもらえるものなのです。
今後の長いプレゼンライフのお供に、持ってない方はマストな製品になりますので、購入を検討してください。
売れる営業マンになるための、営業の基本から応用スキルまで学習したい方向けのロードマップを公開しました。
当記事では、多くの人が経験する営業という仕事のスキルや姿勢について、基礎から応用までまとめました。
- 営業ロードマップ入門編:営業とは何か?
- 営業ロードマップ初級編:営業の売れない時期を乗り越える。
- 営業ロードマップ中級編:顧客を成功に導く。
- 営業のロードマップ上級編:顧客をコントロールする。
私が外資系のメーカーで学んだ営業を、限りなく網羅的にまとめました。
一流の営業マンを目指す方はもちろん、これから営業職に転職する・就職する人や、若手の新卒営業マンの人は是非ご覧ください。
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