【就活】大企業ばかり受ける必要はない!大手外資で働く私からの警告。【転職・キャリア】
こんにちは、外資系セールスから転職→現在はベンチャー企業にて起業家を支援している冨田到(@ItaruTomita9779)です。
さて、就活や転職をしている皆様、こんな理由で大企業ばかり見ている方、いらっしゃいませんか?
- 「大企業に行けば周りに認められる」
- 「大企業だと将来安泰」
- 「大企業なら色々学べる」
- 「大企業で大きな仕事がしたい」
私は現在某外資系メーカーにて働いておりますが、新卒で入社してから1年経ちました。
巷で人気の大企業ですが、今回は実体験をベースに大企業のメリットとデメリットを書きます。
大手病にかかっている方の、適切な企業選びのためになることを書きますので、参考にしてください。
ベンチャー・スタートアップ領域への転職が未経験な方向けに、転職の成功ステップのロードマップを公開しました。
当記事では、注目の集まってきているベンチャー・スタートアップへの転職ついて、目的の設定から最終的な会社の決め方までまとめました。
- 基礎編:ベンチャー・スタートアップへの転職の思考法、注意点を学ぶ。
- 選び方編:転職の目的を設定し、目的に合致するベンチャー・スタートアップを探す。
- 面接編:転職したいベンチャー・スタートアップに自分の魅力を伝え、マッチングする技術を学ぶ。
- 決め方編:ベンチャー・スタートアップ転職を決めきるための、不安や目的の再確認を行い、決断を下す。
私が外資系の大企業からベンチャーに転職した際に悩んだことをベースに転職の流れに沿って記事をラインナップしていますので、転職に興味がある方はぜひ御覧ください。
なぜ、あなたは大企業ばかりに就活・転職で目が向いてしまうのか?
実は私も就活のときは、皆さんと同様に大企業ばかり見ておりました。
というのもビジネスに対する視野が狭かったこともありまして、その反省を込めて、皆さんには是非視野を広げて欲しいとこの記事を書いています。
そもそも論として、何故あなたはその大企業が第一志望なのか?よくある理由と、実際に働いている感想を書きます。
大企業ばかりの就活の危険性:安定性
「安定しているから」、「ずっとそこで勤めたいから」、こういった理由は大企業では危険です。
大企業とは企業として成長しきっている、成熟してしまっています。下記の曲線を御覧ください。
(出展:https://cd.zeroin.co.jp/cappy/namikawa201608/)
ここで言う安定期が皆さんの「安定している」というイメージだと思います。
しかし、安定期のその後の曲線は再成長もしくは衰退なのです。
皆さんの誤解はこの安定期がずっと続くと考えていることです。
私が働いている会社は現在成長している部署もあれば、成長していない部署もありますが、私のいる部署は間違いなく衰退期です。
私が実際に働いて感じていること、大企業のたちの悪いところは、衰退期に入っても、意思決定のスピードが非常に遅いのです。
自分ひとりならあれこれトライアンドエラーが出来るのに、変に人が多いので衰退期に入ると、対策が後手後手になり、そこで働く社員はかなりの負担を強いられます。
私は、「安定している」という基準で会社を選ぶことは止めたほうが良いとここでお伝えしたい。
「安定したい」なら自分で生きていけるだけのスキルが身につく企業に行くことを強くおすすめしたいと思います。
もしくは不動産などの資産運用やアフィリエイトや、副業・起業など、自分で稼げる趣味を出来るだけ早くから進めることで、ある程度の収入でも自由に暮らせるようにすべきだと私は考えています。
大企業ばかりの就活の危険性:承認欲求
これも非常に危険です。
大企業に行くと、回りから凄いと言われることは間違いありません。
しかし、あなたがそこに入社してから待っていることは、社内で競争することになるということです。
次にあなたが凄いと言われるには、社内で活躍する必要があります。
負けん気の強い方になら逆におすすめできますが、変な見栄で大企業を選ぶと精神的にも肉体的にも非常に疲弊します。
大企業に入ることがゴールになってしまっている方は一度自分のやりたいことをその企業でイメージできるかも絶対に考えてください。
大企業ばかりの就活の危険性:やりたいことができる
「私はこの企業で〇〇をやりたい」から大企業を志望するという方、ちょっと待ってください。
本当にあなたがしたいことはその会社じゃないとできないですか?
もしかしたら他の同じような企業でも出来るかも知れませんよ、もしかすると起業なんかでもOKかもしれない。
なぜ私がこんなことを言うのか?
私も自分が出来ることが出来ると思って大企業を選び、一部間違っていたと感じたからです。
大企業は組織構造がピラミッド型ですよね。
(出展:http://www.it-passport.org/kouza/company/pyramid.php)
大企業は非常に組織が大きいので上記の画像のように上意下達の構造になりやすいです。
会社の都合で社員をいい意味でも悪い意味でも動かすことができるように、会社のシステムが完成していることが多い。
なので、入社時にあなたがやりたかったことが、すぐにできるとも限りません。
それは職種でもそうですし、仕事の内容でもそうです。
私の場合は、営業意外にも色々な職種の仕事をやらせてほしい、また会社もやらせてくれるということで会社に入りました。
しかし、正直、営業職が会社として足りない現状が有るので、それ以外をやらせてもらえる気配はありませんよね。
また現場とトップが非常に遠く、我々下っ端のものからはトップが考えていることが非常に見えにくいです。
また、上の方から「目標」というものが降りてきますが、それに異を唱えることは無理です。
「必達な数字」が我々に降りてきて、なんとしてでもそれを達成させないといけないのです。
この必達数字を達成すること自体には、勉強になる部分も多いのも事実です。
しかし、会社が掲げる「お客様のために~」などと言った綺麗事のようなビジョンは全く関係ない現実が待っていることもあります。
それを達成することに会社はとにかく我々の視野を狭めて、会社色に染めていくのです。(私は染まっておりませんが。)
大企業以外にも面白い会社ってないか?
大企業は、これからの時代の就職の選択肢として絶対にいい選択肢とは言い切れない時代になってきていると思います。
現代日本は、人口減少、技術革新の停滞などによって経済的に成長が止まってきています。また、大企業も終身雇用を続ける体力がなくなってきています。
大企業はそれに伴い、成長が止まってきている、また人手不足な中で若手を馬車馬のように働かせてくる現実があります。
私が所属している会社は、企業の業績を維持するために、昔は通用していたことを今でも必死にやって収益を出そうと無理をしています。
昔は社会的に価値が合ったであろうことも、現代では、ビジネス的かつ社会的に価値のないこととなってきており、大企業は今までの事業でお金を儲けることが難しくなっているのです。
どうせ馬鹿みたいに働かさせられる(私の同期の大企業に就職した人は大概夜遅くまで働かされているのが現実です。)のなら、ベンチャー企業で、社会的に価値のある仕事をして、お客様に喜んでもらえる仕事をしたい、私は1年働いて思わされました。
ベンチャー企業は馬鹿みたいに働かさせるようなイメージで敬遠していましたが、大企業も一緒でした。
ベンチャーの良いところは、大企業に比べて組織のトップとも身近ですし、良い意味で人が少ないので、自分でやらないといけない仕事も必然的に範囲が広くなりますよね。
自分に任せられる仕事も多くなり、ビジネスにおける営業・マーケ・財務・人事などの色々な知識を経験できることも少なくありません。
将来的にビジネスで自分のやりたいことを出来るようになるのには、大企業のようにその会社でしか通用しないスキルではない経験が必要でしょう。
ぜひ、これをご覧になった方には、大企業以外の会社、ベンチャーやスタートアップ、ソーシャルビジネスの会社、もしくはイケてる大企業があればそこでも、色々な企業規模の会社をみましょう!
ベンチャー・スタートアップを全肯定する気持ちはありませんが、視野を広げることが大事なのです。
大企業就活に、アレ?と思ったら、ベンチャー就活もしてみよう。
学生方の就活・転職で、今見ている企業に決めるには、情報不足と感じることありますよね。
一概に「ベンチャー・スタートアップ=成長できる、楽しい、大企業=やりたいことが出来ない」というわけではないという点には、注意が必要です。
しかし、大企業以外のも選択肢を増やしてみることもおすすめです。
ベンチャー・スタートアップ領域への転職が未経験な方向けに、転職の成功ステップのロードマップを公開しました。
当記事では、注目の集まってきているベンチャー・スタートアップへの転職ついて、目的の設定から最終的な会社の決め方までまとめました。
- 基礎編:ベンチャー・スタートアップへの転職の思考法、注意点を学ぶ。
- 選び方編:転職の目的を設定し、目的に合致するベンチャー・スタートアップを探す。
- 面接編:転職したいベンチャー・スタートアップに自分の魅力を伝え、マッチングする技術を学ぶ。
- 決め方編:ベンチャー・スタートアップ転職を決めきるための、不安や目的の再確認を行い、決断を下す。
私が外資系の大企業からベンチャーに転職した際に悩んだことをベースに転職の流れに沿って記事をラインナップしていますので、転職に興味がある方はぜひ御覧ください。
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