全てを納得させる「ゴールデンサークル」で転職や営業を成功させよう。【プレゼンに応用可】
こんにちは、外資系セールスから転職→現在はベンチャー企業にて起業家を支援している冨田到(@ItaruTomita9779)です。
今回は、TEDの動画で有名な「ゴールデンサークル」について、ご紹介します。
「ゴールデンサークル」を使うと、相手に対して、説得力をもたせて、人を動かすことが出来るのです。
それは、営業活動や、転職活動などのプレゼンをしなければいけないシーンでも大活躍するテクニックなのです。
売れる営業マンになるための、営業の基本から応用スキルまで学習したい方向けのロードマップを公開しました。
当記事では、多くの人が経験する営業という仕事のスキルや姿勢について、基礎から応用までまとめました。
- 営業ロードマップ入門編:営業とは何か?
- 営業ロードマップ初級編:営業の売れない時期を乗り越える。
- 営業ロードマップ中級編:顧客を成功に導く。
- 営業のロードマップ上級編:顧客をコントロールする。
私が外資系のメーカーで学んだ営業を、限りなく網羅的にまとめました。
一流の営業マンを目指す方はもちろん、これから営業職に転職する・就職する人や、若手の新卒営業マンの人は是非ご覧ください。
ゴールデンサークルとは?の前にこんな経験はないですか?
2.転職しよう!どのように会社を選ぼうか?大企業がいいかな!
・・・新しいことをする時、どのように計画を立てて、実行しますか?
そして結構、ありがちなのが、こんな疑問です。
2.面接官「君、うちの会社じゃなくてもいいんじゃない?」
なぜ、こんな疑問が起こるのでしょうか?
聞く側、実行する人からすると、説得力がないからなのです。
なぜ、説得力がないのかわかりますでしょうか?
次項で説明します。
Howからのスタートに警鐘を鳴らす「ゴールデンサークル」とは?
新しいことを始める時、ぼんやりと、How どのようにやるか?から始めていませんか?
例えば、「どのように売るか?」「どのような会社を選ぶか?」
Howから始めてしまうと、多くの場合、目的を見失います。
目的とは、Howをする理由とも言えます。
目的は、言い換えれば、Whyです。
なぜやるのか?Whyからスタートすることで、筋の通った実践をするフレームワークをゴールデンサークルと言います。
最強の課題解決手法「ゴールデンサークル」
例えば、ミーティングや会議をしている時に、現在抱えている課題を話し合う場面があるはずです。
その時、多くの人はどのように考えますか?
その問題をどう解決するか?細かい数字や、強豪との比較といった部分の分析をしませんか?
つまり、Howから入ってしまいませんか?
これを考える人が大多数だと思います。
しかし、なぜその問題を解決するのか?から考え始めることによって、下記の効果が得られるでしょう。
・する意味を問い直すことで、問題解決のモチベーションを高めることができる。
TEDの動画:サイモン・シネック氏の「ゴールデンサークル」とは?
それでは、ゴールデンサークルについて、ご説明します。
ゴールデンサークルとは、TEDにてサイモン・シネックさんという方が紹介している思考法です。
1,700万再生を記録した驚異の動画です。これが無料だから、恐ろしいですね。
なぜ、アップルやキング牧師は人をひきつけたか?から「ゴールデンサークルとは?」を紐解く
サイモン氏は、動画の中で、なぜただのコンピュータ企業のアップルが成功したのか?
なぜ、民権運動が活発でなかった時代に、キング牧師は人を惹きつけたのか?といったことを問うています。
それは、それらが、何故するのか?(=WHY)⇒どのように実現するのか?(=HOW)⇒何をするか?(=WHAT)の順番で人々に訴えかけているからです。
具体的には、下記の通りです。
- WHY=なぜするのか?
サイモン氏は、アップル、キング牧師の事例から、人はWHYに共感し行動すると主張しています。
アップルの事例では、企業のVISIONや理念に当たります。 - HOW=どうするのか?
つまり、WHYを実現するために、どのように行動するか?
アップルの事例では、iPadのデザイン性や使いやすさに当たります。 - WHAT=何をするのか?
つまり、最終的に何をするのか?
アップルの事例では、iPadという製品自体に当たります。
何故するのか?(=WHY)⇒どのように実現するのか?(=HOW)⇒何をするか?(=WHAT)の順番で人々に訴えかけるのです。
多くの企業・人々が、これとは逆に働きかけてしまいます。
つまり、製品を差し出して、その特徴をぺらぺら喋り、WHYは語らず、一つ要りませんか?と売り込みに行ってしまうのです。
それでは、人は自分に必要なモノだと感じられません。
すなわち、共感を呼び起こせないのです。
ゴールデンサークルの成功事例:アップルのCM
この例では、iPadの売り込みはありません。
つまり、WHYから示すことで、人々に共感を呼び起こしています。
そして、ほのかにHOW=iPadを使っているシーンが挟み込まれ、iPadに込められたWHYを暗示しているのです。
ゴールデンサークルの成功事例:キング牧師のスピーチ
キング牧師も、WHY=I have a dream.から始めています。
決して、人種差別をなくそう!とWHATから始めてはいません。(これがこの時代の他の人種差別反対運動と違った点です。)
サイモン氏は、多くの政治家がWHAT=計画を語るのに対して、優れた導き手(政治家)はWHY=理念を語ると言っています。
ゴールデンサークルのコツは「納得して、行動する。してもらう。」
私も、メーカーの営業マンをやっていますので、多くの代理店・販売店の方々に助けてもらって、製品を世の中に広めていただいています。
決して、「人を動かす。」なんて、傲慢なことは思ってはいけません。
「人に動いてもらう。」
これこそが、大事なことなのです。
また、新しい製品が社内で発表されるときは、上層部に対して、WHYから説明してもらうように、質問を投げかけます。
決して、製品の優れている点=WHATのみで、動いてはいけません。
「WHYから始める。」
これこそが、大事なことなのです。
売れる営業マンになるための、営業の基本から応用スキルまで学習したい方向けのロードマップを公開しました。
当記事では、多くの人が経験する営業という仕事のスキルや姿勢について、基礎から応用までまとめました。
- 営業ロードマップ入門編:営業とは何か?
- 営業ロードマップ初級編:営業の売れない時期を乗り越える。
- 営業ロードマップ中級編:顧客を成功に導く。
- 営業のロードマップ上級編:顧客をコントロールする。
私が外資系のメーカーで学んだ営業を、限りなく網羅的にまとめました。
一流の営業マンを目指す方はもちろん、これから営業職に転職する・就職する人や、若手の新卒営業マンの人は是非ご覧ください。
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