【大阪プロボノ感想】障がい者支援NPOは認知度で悩んでいるというお話。

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【大阪プロボノ感想】障がい者支援NPOは認知度で悩んでいるというお話。

こんにちは、外資系セールスから転職→現在はベンチャー企業にて起業家を支援している冨田到(@ItaruTomita9779)です。

NPO NGO 法人の皆さん外部に相談したい課題はございませんか?

学生や最近社会人になった方、会社での経験を活かしたキャリアに興味はありませんか?

そんな皆さんにご紹介したいのが、プロボノという活動です。

皆さんは、プロボノをご存知でしょうか?

私は外資系メーカーに勤めつつもサービスグラントという団体で、プロボノという社会人ボランティアに従事しております。

今回は、私が実際に従事したプロジェクトの一つである「STSGalleryのプロボノ」の感想を紹介します。

その抱えていた問題を紹介したいと思います。

どのようにプロボノのプロジェクトを進めていったのかというところも紹介させていただきます。

大阪でプロボノを探している。

サービスグラントでプロボノをしてみたいけどどんな活動をしているのだろうか。

そんな情報を探している学生・社会人・市民団体の方への先行事例になればと思っております。

 

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大阪でのプロボノ:STS Gallery について

STS GALLERYは、症状が少し落ち着き、これから就労を目指そうと考えている精神障害者の方々を対象とした地域活動支援センターです。社会福祉法人そよ風が運営し、法人内には別に通所施設が1つ、グループホームが4つ、相談支援事業所が1つあります。

こころの病気がある人、ない人に関係なく、自然にモノをつくる人が集まる場所に。利用者が自信や誇りを取り戻す場所にしたい、と手縫いで作る皮革小物ブランド「STS GALLERY」を立ち上げ、小物やアクセサリーを中心としたオリジナルの商品製作を行っています。

プロジェクト紹介 - STS GALLERY
STS GALLERYは、症状が少し落ち着き、これから就労を目指そうと考えている精神障害者の方々を対象とした...

 

近代化した社会においては家族の絆や地縁の薄弱化というのが都市化によって引き起こされています。

一度あるコミュニティから阻害されてしまうと自分の生き方に悩んでしまい人に頼れず精神的に弱ってしまう方々が多いのだと思われます。

また、日本政府は福祉に対する財政というものをできるだけかけないようにしています。

小さな政府と言って経済成長を重視しそれ以外の福祉については個人の貯金や経済に頼ることを重視しているからです。これは北欧とは対照的な政府の方針であります。

そういった点で、NPO や NGO 法人は政府がカバーできない福祉というところをカバーしている重要な団体になります。

STS Gallery は、その一つということになります。

大阪のNPO:STSGalleryの抱える課題とプロボノへの依頼

「STS GALLERY」は皮革小物ブランドとして認知されている一方で、精神障害者の就労を支援する施設としての認知度が低く、なかなか利用者に集まってもらえないという課題があります。

そこで今回のプロジェクトでは、精神障害者施設としての認知度を向上させるための調査、課題整理を行い改善提案を実施します。

こうした NPO や NGO が抱える共通の課題としてあるのが認知度の問題です

政府が大々的にやっている自治体の活動などに比べて NPO や NGO の活動はなかなか探してみないと見つからなかったり、市民からのニーズはあってもそこにたどり着くことができなかったり、しているというのが現状です。

今回は、プロボノではどのような問題を取り扱うのか?という感想を含めた、STSGalleryの課題の紹介までで終わりにします。

また次の記事で、実際に課題に対するプロボノの活動と感想・分析を展開していきます。

続きはこちらです⇒【プロボノ感想・体験談 in 大阪②】障がい者支援施設にも競合争いがあり、マーケティングの視線が大切なのです。【サービスグラント】

プロボノをやってみたくなる本を紹介します。

「社会を変える」を仕事にする: 社会起業家という生き方 (ちくま文庫) / 駒崎弘樹

今回のテーマであるプロボノに参加する前に、是非とも読んでいただきたい本です。

社会課題を解決するために、筆者の駒崎弘樹さんが奔走するお話です。

涙なしには読了できませんが、NPO法人の運営と収益化がどんなに大変か、またプロボノで接する先の困っているNPOの方々の熱い想いをイメージしていただき、モチベーションを高めるにはいい本だと思います。

推薦の1冊です。

内容紹介

ITベンチャー経営者。それが著者の学生時代の肩書きだった。新興ITベンチャーが次々に株式公開をし、青年社長が数十億円の富を手に入れていた時代。しかし、著者の疑問はどんどん大きくなっていく。「自分は本当は何をしたかったんだろう」。そして、たどりついた結論は「日本の役に立ちたい!」だった。NPOを立ち上げ「病児保育サービス」を始動。挫折も経験しながらも、事業を全国に拡大していった汗と涙と笑いの軌跡。

著者について

1979年、東京都江東区生まれ。日本の社会起業家、NPO法人フローレンス代表理事。慶応義塾大学総合政策学部在学中に、ITベンチャーの社長になる。同大卒業後、「病児保育問題」を知り、NPO法人フローレンスを立ち上げる。社会起業、新しい公共に対する若手を代表する論客でもある。2007年、Newsweek日本版「世界を変える社会起業家100人」に選出。著書に、『「社会を変える」お金の使い方』(英治出版)、『働き方革命』(ちくま新書)、『2人が「最高のチーム」になる』(小室淑恵氏との共著・英治出版)がある。

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