【京都プロボノ感想】成果物の構成に迷ったら、顧客目線に立ち返ろう。

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【京都プロボノ感想】成果物の構成に迷ったら、顧客目線に立ち返ろう。

こんにちは、外資系セールスから転職→現在はベンチャー企業にて起業家を支援している冨田到(@ItaruTomita9779)です。

【プロボノ感想・体験談 in 京都③】パンフレット作りは、ロジック・感情・共感がコツ!【サービスグラント】の続きです。

私は外資系メーカーに勤めつつもサービスグラントという団体で、プロボノという社会人ボランティアに従事しております。

今回は私が現在参加しているプロボノの団体である気候ネットワークさんの活動を紹介を通して、プロボノの体験談・感想を紹介していきます。

こちらの記事は以下のような方向けの記事になります。

・社会人ボランティアや、プロボノに興味があるが、どんなことをするのかわからず、一歩を踏み出せない。

・自分のことを伝える媒体の文言の取捨選択を決めきれずにいる。

前回の提案では、「パンフレットに載せる具体的な文章や画像」がまとまりきらず、課題として残りました。

今回のプロボノワークでは、「パンフレットに載せる具体的な文章や画像」の詰めの会議を先方を行いました。

コピーライターの方や、デザイナーの方がメインに動き、マーケッターの私は、先方NGO/NPOさんの意見の収集に集中したのが今回の活動です。

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プロボノ成功のコツ:カスタマーファースト(顧客目線)であること。

NGO/NPOさんと、プロボノをしていると、考えさせられることがあります。

NGO/NPOさんは、非常にパッション・ミッションに溢れており、伝えたいことが明確です。

これは、NGO/NPOさんの強みなのです。

「是が非でも、伝えたい。」

「我々のミッションは、これを達成させることなのだ。」

我々、企業で働く勤め人が学ぶべき熱意がそこにあります。

気候ネットワークさんも、気候変動を止めるために、COP(気候変動枠組条約締約国会議)で交渉を行ったり、国会で政策提言を行ったりしています。

我々の見えないところで、気候変動による悪影響を防ぐために頑張っているのです。

こういった熱意は本当に学ぶべきところで、プロボノで団体さんと交流することで、ビジネスマンが学ばさせていただける最高の経験になります。

他方で、プロボノでNPO/NGOさんと会議をしていると、彼らが忘れがちなポイントがあります

それは、「熱意」という強みの裏返しです

それが顧客目線・カスタマーファーストであることです。(顧客とは文脈によって何を指すか異なります。)

熱意がありすぎて、顧客目線を忘れて突っ走ってしまうのです

このプロジェクトにおける顧客とは何か。

それは、寄付者であったり、会員であったり、団体さんを支える人々のことを指します。

今回のパンフレット制作でも、最終的にパンフレットに載せる文言で、調整が難しい場面が多くありました。

寄付者や会員の方から見た自分たちの姿を捉えきれていないからこそ、我々との話し合いの最終的な文言で迷いが生じてしまったのです。

これは、他のNGO/NPOさんでも同様に見られる現象です。

自分たちの活動が慈善活動であることが多いため、利益・リターンを求めることが本質ではないからです。

他方で、寄付者や会員というサポーターになってもらうということは、お金をいただく行為です。

お金をいただくためには、その人達に何が提供できるのか?という、言わばビジネス的な考えが必要になっていくのです。

プロボノに営業職も貢献できる!営業は人生の本質だから。

NGO/NPOさんの熱意と、プロボノワーカーの論理(調査結果)を上手く組み合わせて、パンフレットの文言を作る必要があります。

あまりに、熱意に引っ張られた結果、お互いの議論が平行線になってしまうこともありました。

こういうときに営業で身につけた経験が役立つんですよね。

営業って結局相手が何を考えて、相手が欲しいもの何か、どうしたら幸せになれるかって言うことを追求するのが仕事なんですね。

営業活動の中で、お客さんは自分に興味があること以外には本当に反応しない、ということを学んでいます。

なので、団体さん側が伝えたいことの議論に終始していて、それを顧客の立場からも考えていかないと、絶対にそのメッセージって言うのは正しく伝わらないだろうと言うことが理解できます。

どんなに素晴らしい大義名分であろうとも伝えられる側の気持ちや姿勢が受け入れる体勢になってなければそれは全く意味がないのです。

プロボノ期間:サービスグラントのプロジェクトは長くても6ヶ月くらい。

今回のクリエイティブ提案では、カスタマーファーストであることの重要性をお伝えしました。

そして、今回のパンフレットの目的(会員・寄付増)も改めて、一緒に考えた結果、パンフレットの文言が洗練され、完成にまた一歩近づきました。

サービスグラントさんのプロボノプロジェクトは、長いものでも6ヶ月ほどになります。

今回のプロジェクトも、6月ぐらいからやっており、いよいよ大詰めといったところになります。

次回の会議では、パンフレットのデザイン(載せる写真や色の構成)を、デザイナーの方を中心に詰めていきます。

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